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今年の2月からアルポルトカフェ日本橋高島屋店でお世話になっています。WEB広報やワイン等の担当です。ご意見、ご質問などがございましたら、お気軽にどうぞ

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2010年11月12日 (金)

イタリアンなのに・・・ ボージョレー・ヌーヴォー!

すみませんでしたーっ!

先日ご紹介しました、イタリアの新酒 ノヴェッロですが、

販売予測が甘かったようで、もう底をついてしまいました!

慌てて酒屋さんに追加をお願いしましたが、案の定もう仕入れられません。

そんなわけで、来週の木曜日からボージョレー・ヌーヴォーを販売いたします。

どういうわけか、ボージョレーは入手できました。

しかも今回は、こんなにおしゃれなラベルです。

イタリアンレストランなのになあ・・・

これもなくなっちゃいましたら、バルバレスコでも飲んでください。


では、よろしくお願いいたします。


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2010年11月 1日 (月)

イタリアの新酒 Novello ノヴェッロ 11月6日解禁!


いつもアルポルトカフェ日本橋高島屋店をご愛顧下さいまして、誠に有難うございます。

さて、今年もはや11月ということで、やって参りました。新酒ノヴェッロです。

ノヴェッロというのは、要するにイタリア版ヌーヴォーみたいなもので、製法も同じなので味わいも似ています。

しかし、フランスのヌーヴォーはブルゴーニュ地方のボージョレー地区でガメイという葡萄品種で作られていますが、イタリアでは全20州でいろいろな葡萄品種で作られています。

またヌーヴォーは毎年11月の第3木曜日に解禁ですが、より温暖なイタリアでは毎年11月6日(つまり10月一杯蔵元においておけばOK)ということになっています。

そもそもどうしてボージョレー・ヌーヴォーもそうですけれども、新酒には解禁日というものがあるのかと言うと、この新酒というものが登場したころ、販売競争が激化して、どんどん出荷が早まっていったそうです。

ところが、出荷が早まるということは、ただでさえ短期間で製造されているこのジャンルが、さらに期間を縮めるということになり、品質低下は避けられず、もはや飲めないようなものまで市場に出回って、ボージョレー・ヌーヴォーの評判は急激に落ちてしまったそうです。

事態を重く見た生産者組合や政府関係者は、新酒の解禁日を定めることで、無意味な出荷競争に終止符をうち、ある程度安定した品質を確保することを法的に定めたというわけです。

ところで、この新酒というものは、最近は落ち着いてきたものの世界で最も消費されているのが日本であり、普段はワインを飲まない人々でもヌーヴォーは飲むため、コンビニでも、スーパーでも、ディスカウントショップでも、大々的に予約販売なども受け付けているという状態です。

これは日本人特有の嗜好と考えられており、同じようなものにベートーヴェンの第九交響曲があります。この曲も普段はクラシックやベートーヴェンなど聴かない人が、年末になると聴くようになるので、12月には日本中のオーケストラ、合唱団、コンサートホールが第九しか演奏しなくなります。

そのように考えると、既に日本人にとってはヌーヴォーと第九は一年を締めくくるための一連の儀式として定着していると言えるでしょう。

かくいう私も、毎年新酒によって一年の働きをふりかえり、占っています。

新酒を飲むと本当にいろいろと考えさせられます。

まず第一に、ワインの出来不出来というものは生産者の努力だけでなく、自然の運びに大きく支配されていること。しかし、自然の運びだけではよいワインはできません。生産者が努力してもダメな年に素晴らしいワインは生まれませんが、よい年でも生産者が一生懸命葡萄の世話をしなければ、やはりよい葡萄はできず、優れたワインもできません。

それは私たちの仕事や生活にも似ていて、どれだけ一生懸命働き暮らしても、世の中の景気とか政情とかがよくなかったりすれば、安定した暮らしや事業の成功をみることは難しいでしょう。しかし、景気や政情がよくてもそれに甘んじて、私たちが怠けていれば、結局は同じことになります。それと全く同じです。

また第二に、これはワイン愛好家にとって大切なことですが、上記のような出来不出来の原則を鑑みれば、出来のよいワインであれ出来のよくないワインであれ、生産者の労力というのは然程変わらない、というよりも寧ろ、思わしくない気候の運びが続くほど、つまりよくない年ほど生産者は苦労しているという事が言え、出来が悪いからといって私たちがワインを買い控えなどしてしまうと、生産者は資金を回収できず、翌年以降の生産に支障が出、これまでの苦労をねぎらうため天が折角よい気候を巡らしてくれても、よいワインを生み出すことができなくなってしまいます。

ですから、私は美味しかろうが美味しくなかろうが、新酒や好きなワイナリーのワインは毎年買って飲むし、皆様にも飲んでいただきたいと思っています。特に新酒は、お酒の中でもおそらく最も保存力がなく(賞味期限が必要!)、しかも季節性の商品ですので、売れ残ればほとんどが廃棄される運命にあります。ほかのワインは売れ残っても少なくとも2~3年は大丈夫ですので、供給側で需給調整ができますが、新酒だけはそうはいきません。

そもそも新酒は、日本で最も宣伝されているワインであるにも関わらず、もしくは最もメーカーや輸入業者に利潤を与えてくれるワインであるにも関わらず、スーパーやコンビニで販売されるものなどにおいては、コンテナーから出てしまえばワインセラーはもちろん、冷蔵庫にもいれてもらえず、缶詰のように積み上げられて売りに出されています。

そんなことではいつか罰が当たるというものです。

さて、本題の宣伝ですが、今年アルポルトカフェが自信を持ってご提供する新酒は温暖なイタリアの中でも特に暖かく、実はイタリア最大のワイン産地であるシチリア島から、ネロ・ダーヴォラというシチリア固有の土着品種のノヴェッロをご用意しています。

イタリアは土着品種が各地にあるのですが、このシチリアのネロ・ダーヴォラというブドウ品種から造られるワインは、ピエモンテのネッビオーロやトスカーナのブルネッロなどのものにはもちろん及びませんが、一般の方からの人気は比肩しうるほどだと思います。

というよりもむしろ、値段も手ごろで、セクシーな香りがし、適度に渋みがありながらも飲みやすいと3拍子揃っていることから、このブドウ品種のワインをまずいという方はまずいないでしょう。

ちなみに、イタリアの今年の葡萄の出来は、まあまあだそうです。このまあまあというのは、大事なところで、ヌーヴォーなどでは3年に一度は「10年に一度の出来」と言われ、10年に一度は「100年に一度の出来」と宣伝されるのですが、そういう年のワインは大したことがないのが通例です。なぜかと言えば、本当にいいものは宣伝する必要がないからです。10年に一度とか100年に一度とか宣伝しなければならないのは、そう言わなければならない理由があるからなのです。

ですから、今年のワインは普通に期待してもよいと思います。

長くなりましたが、そんな2010年ノヴェッロを、グラスでもボトルでもご提供いたしますので、ぜひいらしてください。

※売り切れの際はご容赦ください。

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2010年8月13日 (金)

食後酒のスゝメ


いつもアルポルトカフェ日本橋高島屋店をご愛顧下さいまして、誠にありがとうございます。

本日は食後酒のご紹介です。

日本では馴染みの浅い食後酒ですが、ヨーロッパなどでは食前酒と同じくらい当たり前に飲まれています。

というかヨーロッパ人というのは、朝はビール、日中にはワイン、といった感じで水の代わりにお酒が飲まれているので不思議なことではないようです。

ところで食後酒と一口に言ってもいろいろあって、アルコール度数の高いものから低いもの、また甘口や辛口などあって

どんなものが食後酒というのかというと難しいようです。

ただ言えるのは、ビールやワインではないお酒といったところでしょうか(テキトーですみません)。

お酒辞典とかソムリエの教科書には「食事の消化を助ける云々」が書いてありますが、簡単に言えば〆のお酒です。

では代表的なものをご紹介します。


グラッパ・・・

イタリアを代表する食後酒で、ワインを醸造する際にでる葡萄の搾りカスを醗酵させ、液化したものを蒸留したアルコール度数40%の食後酒。

葡萄品種名がついていたり、「グラッパ・ディ・バルバレスコ」や「サッシカイア」などの名前のグラッパもあります。

ほとんどのものは樽熟成をしていない無色透明のものですが、中には樽にいれてブランデーさながら琥珀色をしたものもあります。

蒸留酒ですが、ものによってははっきりと葡萄品種固有の香りが出てくるもの

ワイン以上に香りの変化を愉しめるものがあり、その代表的なのは「モスカート」、「プロセッコ」でしょう。

どちらも、スパークリングワイン用の葡萄品種ですが、寧ろグラッパでこそその潜在能力を発揮しているといえなくもありません。

また「リースリング」のグラッパは、香りの変化が顕著で、セメダイン風の香りが、洋ナシ~アカシアなどに変化していき、とても楽しいです。

グラッパはそのままストレートで飲みますが、アルコール度数が高いので唇に触れないよう、すこしすぼめて含み、舌の上で温めて飲みます。

また、エスプレッソに注いで飲むのもイタリア流です。


ポートワイン・・・

ポルトガルで作られる世界三大酒精強化ワインです(ほかの二つはシェリーとマデラ)。

製法についてはすっかり失念しましたのでご容赦ください。

糖度が高いことから恐らく醗酵の途中でブランデーを添加して醗酵を停止させるのでしょう。

それで熟成させるというわけです。

アルコール度数は18%前後ですが非常に余韻が永く、心地よい酔い心地を愉しめます。

私が一番好きな食後酒です。

ちなみにポートワインはトゥニーという種類が有名で、長期熟成させて愉しむのですが、

このトゥニーの古酒は栓が抜けないので、ポート鋏というものがあって

それを火で熱し、そのハサミでボトルネックを掴んで、冷たいタオルで急激に冷やして割るというパフォーマンスが愉しめます。

もちろん、ちゃんとガラス片と大量の澱を濾してからですが。

シャンパンもシャンパンサーベルというもので、ボトルネックを叩き割りますが

まあそれに似たようなものです。

余談ですが、せっかちな私の場合、普通のワインなのにどうしても栓が抜けないとそこら辺にあるもので叩き割ってしまいます。



(良い子は真似をしてはいけません)


サンブーカ・・・

八角の名で親しまれる厳選されたスター・アニスを約95%、その他伝統のレシピに従った様々なハーブやスパイスで香り付けされたスピリッツを蒸留し、砂糖、水を加えて味を調えて完成。独特な強く甘い香りと味わいを持つ食後酒です。コーヒー豆を浮かべ、火を付けて、コーヒーの風味をうつしてから飲む「サンブーカ・コン・モスカ」が定番です。

そのほか、イタリアではヴェネト州で作られる「アマローネ」という陰干しした葡萄で作られるワインがメディテーション(瞑想用)ワインとしても一般化しています。

陰干しするのでアルコール度数も普通のワインより1~3%高く、味わいも凝縮しています。有名な作り手はジュゼッペ・クインタレッリとダル・フォルノ・ロマーノですが、実際アマローネの真価を発揮させるには30年程度の熟成が必要であり、私もこの間はじめてそれを体験しました。クインタレッリやダル・フォルノのアマローネはリリース直後で3~4万円して、確かに超凝縮した、ほとんどリキュール状の代物ですが、そんな高価なものよりも20年とか30年とか熟成させた普通のアマローネの方が格段に素晴らしいです。

ところで食後酒は、接待などで余興としてワゴンでサービスされることがありますが、大抵の場合値段をいちいち告げないので、ときに一杯2000円を超えるようなものがたくさん売れて、ワインより高くつくことがありますので、ご注意ください。

でも、アルポルトカフェ日本橋高島屋店ではちゃんとメニューに値段が表記されておりますし、840~1260円と手頃な価格に抑えておりますので、安心してお楽しみいただけます。

是非お試しください。

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2010年7月30日 (金)

トスコ トスカーナIGT



いつもアルポルトカフェ日本橋高島屋店をご愛顧下さいまして、まことにありがとうございます。

本日はバルバレスコに変わる、グラスワインのご紹介です。

ここだけの話ですが、バルバレスコは予想以上に好評で、女性お一人のお客様がご注文されることも多かったような気がします。

でもさすがにもう3カ月くらい続けていたので、このままではスタッフの勉強にもならないと思い、変更することにしました。

新しいグラスワインはバルバレスコの後でも遜色ないものでなければいけないので表題のワイン「トスコ Tosco」を選びました。

バルバレスコと似ているのは最後の「スコ」だけで、産地はトスカーナ州、葡萄品種はサンジョヴェーゼ・グロッソ=ブルネッロです。

ブルネッロと言えば、同州モンタルチーノ村の「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ Brunello di Montalcino」が有名ですが、このトスコはそのブルネッロ・ディ・モンタルチーノを生み出した「ビオンディ・サンティ家」が運営するBiondi-Santi SPAの「ヴィッラ・ポッジョ・サルヴィ Villa Poggio Salvi」というワイナリーが生産しています。

バローロでもバルバレスコでもガヴィでもキャンティでも有名な銘柄というのは、誰が作ったわけでもなく、その地域で昔から作られていたものがほとんどですが、このブルネッロ・ディ・モンタルチーノだけは、「ビオンディ・サンティ家が開発者」として公式に認められております。

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの歴史についてはまた今度にするとして、とにかくこのビオンディ・サンティ家のワインは「イタリアのロマネ・コンティ」とか「フローレンスシエナのシャトー・ラトゥール」と呼ばれるほどの高級ブランドとなっており、イタリアの大統領府主催晩餐会の指定ワインとされ、市場価格でも最も高額なイタリアワインとなっています。

でも、このワイン、実に扱いにくいというのが正直なところです。このワインのタグにも書かれておりますが、ソムリエの教科書でも、このワインは「8時間以上前に抜栓しなければならない」と書いてあるからです。

もし飲む直前に抜栓をしたらどうなるのか? それはほとんど「毛虫を口に含んだような」おぞましい味がすると言いましょう。実際私はずいぶん前にこのワインを買って、試しに栓を抜いた直後に飲んでみました。

いや、飲もうとしたのだけれども、一応濁ってはいなかったけれども色合いから疑わしく、香りも刺々しくて、まだ若いワインだったのですが、保管状態が良くなかったか何かですでに腐っているのではないかと思い、口に含むのを躊躇いました。

案の定、口に含むと強烈な酸、それは不良ワインのレベルではないほど凄まじい、錆びた鉄のような酸に舌が痺れ、吐き出してしまいました。

でも、信じがたいことに、このワインはそこからゆっくりと浄化されていき、決して大げさではなく、見た目も輝きを持ったルビーレッドになっていき、香りはどんどん清々しく、混じりけのないものになっていきました。

また味わいもだんだんと芯のようなものがでてきて、ピークを迎えた8時間目にはほとんど無重力状態に到達しました。その変化はまさに毛虫が蝶になって軽やかに舞うようでした。

それから随分時間が経っておりますが、未だに私はその時の感動が忘れられず、我が家のワインセラーにはこのワインが何本も入っているという始末。しかも、とっておきのワインなのでいつ誰と飲めばよいのかそれすら覚束ないといった状態です。

さて、それほど神秘的なビオンディ・サンティのブルネッロ・ディ・モンタルチーノですが、高額であるということと、その8時間前に抜栓をしなければ飲めたものではない、というか8時間くらいかけてじっくりと鑑賞せねば真価に触れることはできないということから、私は一度しかお客様ご提供したことはなく、ご注文をお断りしたことも何度かあります。

恐らく、以上のようなことから、ビオンディ・サンティのワインというのは、レストランからは敬遠され、真価を知らない人からは不評を買い、その価格にも疑問を投げつけられていたというわけです。

ところで一体全体、どうしてビオンディ・サンティはそんな扱いにくいワインを造るのか? ブルネッロ・ディ・モンタルチーノのほかの生産者のワインは、抜栓してすぐに飲めるようなものが多いのに・・・

それはビオンディ・サンティ家は自分たちの父祖が研究に研究を重ねてたどり着いた製法、昔からの伝統的な醸造法と、さらにスロベニア産大樽で長期熟成とかそういった製法を、本家本元として守り続けているからです。

この一家の世界的な成功により、モンタルチーノ村はワイナリーが軒を連ねるようになり、いま現在ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの生産者は300くらいあると思われますが、おととしだったか、大手ワイナリーによる偽装問題が発覚してニュースになりました。

ワインも嗜好品であり、資本主義が介入していることから、時代に合わせたもの、より売れるようなものに変化していくのですが、それが行き過ぎて、異なる産地や法定品種以外の葡萄が使用されてしまったわけです。没収された数は数百万本にのぼると言われております。

しかし、どれだけ時代が変わり、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノのスタイルが変わっていっても、その原型=プラトン哲学でいうところのイデアとも言えるビオンディ・サンティ家の製法スタイルは守り続けられなければなりません。

それは完璧な模範であり、イタリアワインのみならず世界最高峰のワインだからです。

さて、前置きが長くなりすぎましたが、今日ご紹介する「トスコ」は要するに、ビオンディ・サンティ家が時代離れした自分たちのブランドとは別のブランドで、近代設備も用い、より現代の嗜好にあった味も価格も親しみやすいワインを造ったということです。

醸造家のルカ・ベリンガルディ氏はよく日本にも来ていて、私も数度会っているのですが、まだ若い美男子であるのに、非常に熱意と誇りを持ってビオンディ・サンティの裏書のあるワインを造っているのを感じました。

まあ飲んでいただけば、こんな長たらしい蘊蓄など全く必要がないことは即座におわかりいただけますが、単に美味しいというだけでなく、それは非常に奥ゆかしく、滴るような美しさがあります。

是非、お試しください。

グラス ¥1365

2010年7月 3日 (土)

イタリア最良のテーブルワイン「モンテプルチアーノとトレッビアーノ」

いつもアルポルトカフェ日本橋高島屋店をご愛顧下さいまして、まことにありがとうございます。

これまで当店ではシチリア産有機栽培のワインをハウスワインとしてご提供し、大変ご好評をいただいていたのですが、それが欠品になってしまいました。

そんなわけで、新しいハウスワインです。

赤:モンテプルチアーノ・ダブルッツォ

白:トレッビアーノ・ダブルッツォ

モンテプルチアーノ(Montepulciano)とトレッビアーノ(Trebbiano)というのは、葡萄品種で、ダブルッツォ(d`Abruzzo)というのは、葡萄の量が2倍という意味です。

・・・・というのは真っ赤な嘘で、ダブルッツォというのは、イタリア中部の州アブルッツォのことを意味しています。

ところで、これまでバローロだのバルバレスコだのガヴィだのが、イタリアを代表するワインだとか何とか知ったようなことを述べてきましたし、それは今後も改まることなく続くでしょうけれども、皆様がご自宅用テーブルワインを選ぶ際には、バローロとかブルネッロとかアマローネなどの高価なものよりも、この2銘柄を見つけることをお薦めします。

なぜかと言えば、バローロやバルバレスコを作るネッビオーロ種とかブルネッロ種などは、市場価格5千円以下のものは滅多に美味しいことがなく、作り手のスタイルやヴィンテージの影響が顕著なので1万円以上でも当たり外れがあります。

対して、このトレッビアーノとモンテプルチアーノは、作り手のスタイルやヴィンテージ、さらには畑の条件などよりも、ブドウ品種の個性が絶対的に確立されているので、取りあえずトレッビアーノとかモンテプルチアーノとか書いてあるワインは、まず間違いのないものと言えるのです。

しかもこの銘柄のワインは安い。はっきり言って千円でお釣りがくるようなものもありますが、それでも不味いことは滅多にありません(料理用のマグナムボトルを除いて)。それでいて、5千円を越えるようなものでも、間違いなく納得のいくものになります。

それを譬えれば、鮭に似ています。

鮭は普段の食卓に並ぶ塩漬けのものやふりかけなどになっても決して風味を失わないし、不味いことがありません。しかも中には「時知らず」のように素晴らしいものもあります。トレッビアーノ種とモンテプルチアーノ種はそれにそっくりです。

しかし、単に安くて確実であるというだけでは大したことはないでしょう。私がお勧めする理由は、なんと言っても、「安くて、しかも美味しい」「一晩3本飲んでも翌日に残らない」「料理を引き立てる」からです。

翌日に残るかどうかはひょっとすると個人差があるので除外するとして、まず美味しいというのは、お試しいただけばすぐにどなたでも納得されると思いますが、敢えて寸言を呈すれば、トレッビアーノという品種は、温暖なイタリアにあっては貴重な酸を「分けてやりたい」くらい豊富に持っていて、モンテプルチアーノにおいては完璧なバランスを保っており、崩れることがありません。

料理に合うというのは、単に料理の味を濁さないというだけではなく、ちゃんと料理の味を引き立て、引き出してくれるということです。

特に、赤のモンテプルチアーノとマグロの赤身、マグロのカマ、ミートソーススパゲッティ、レアチーズケーキとの相性はめまいがするほど素晴らしいものですし、白のトレッビアーノに合わせて豚肉のグリル、白身魚のソテー、生ガキなどを食べたら、ほっぺも耳も目も落ちてしまう自分が誰だかわからなくなるほどです。

これは本当に不思議なことです。作り手のスタイルやヴィンテージに支配されるネッビオーロとかブルネッロのワインは、まず「どんな料理とも合わない」と言ってもよいのに、品種の個性が絶対的かつ全面的にあるトレッビアーノとモンテプルチアーノは、どんな料理とも不和を醸すことがなく、互いに引き立て合うのです。

いずれにしてもロバート・パーカーjrがモンテプルチアーノは1ケースではなく、「トラック1台分買っちゃえ」と言ったことは、彼としては珍しく良心的で正しい評価を下したといたく感心しました。

本当に料理の友に、また晩酌においてもこれ以上信頼できるものはありません。

そんなワインを、これからしばらくグラス(¥735)で、またデキャンター(¥2100)でもご提供しています。

是非ご賞味ください。

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片岡護の西麻布アルポルト
姉妹店 アルポルトカフェ京都高島屋店
姉妹店 アルポルト・クラシコそごう横浜店
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2010年6月22日 (火)

イタリアワインの王様 バローロ

いつもアルポルトカフェ日本橋高島屋店をご愛顧下さいまして、誠にありがとうございます。

今回ご紹介するワインは、残念ながらグラスでご提供することは今のところできませんが、「ワインの王様・王様のワイン」と呼ばれるバローロ(Barolo)です。

バローロはイタリアワインファン以外にも知られているイタリアの代表的なワインで、北イタリアはピエモンテ州(首都トリノ)に生まれます。葡萄は先日ご紹介した「バルバレスコ」と同じネッビオーロという品種です。

バローロは古くから王者に愛され「王のワイン、ワインの王」と呼ばれています。しかしそれは単に王に愛されたからそう呼ばれているのではなく、その作りであり、その香りであり、その味わいに王者たる所以があるように思えます。

まず製法上で特徴的なのは、法定熟成期間が非常に長いということです。私の記憶が正しければ醸造後、樽で最低3年、瓶で1年となっていたと思います。

一般の方だと別に樽に入れて放っておけばいいだけじゃないかと思われると思いますが、実は樽というのは非常に多くの成分を含んでいて、多くの影響をワインに与えます。

それは色であったり、バニラやバナナの香りであったり、タンニンであったり、甘みであったり、色々です。普通に考えれば、それによってワインはより良いものになると思われがちですが、なかなかそうでもないようです。

というのは、例えば学校というものは、知識や教養や社交性をはじめ多くのものを人に与えてくれますが、素質も素養も個性も目的意識もない人があんまり多くそれを吸収すると、自分には何が向いているのか、自分は何がしたいのか、自分はどんな人間なのかもわからなくなってしまったり、場合によっては知識の塊みたいになったり、周りに合わせるばかりで無個性で思想のない人になってしまうこともあるでしょう。

それと同じことがワインでも起こります。ワインも平凡なのに樽に入れたりすると、樽の影響に負けてしまい、まったく個性も主張もない退屈なものになってしまいます。

しかしながら学校も、素質や素養や個性や目的意識のある勤勉な人が通えば、その人の持っているそれらのものをさらに深く広く強くしてくれることでしょう。まさに聖書にあった「持っている人はさらに与えられて豊かになり、持っていない人は持っているものまで取り上げられてしまう」のが学校であり、樽なのです。

また瓶に入ってからワインは本当に真価を試されます。樽の中にある間は熟成というよりも強化期間というべきで、瓶に詰められて冷たく暗い闇の中に閉じ込められてから、初めてワインは自分と向き合い、自分の中に眠っているものを探し出す旅に出ます。

ですから、人でも精神の強い人であれば孤独の中でさらに自分を磨くことができるでしょうが、精神の弱い人であれば、「小人閑居して不善を為す」の教えではありませんが、おかしな妄想に耽るなどして、ひどいのだと人格を損ねて世間には出れないようなものとなってしまうこともあるように、ワインも本当に優れたものだけが瓶内での熟成によってさらによいものになりますが、優れていないものを長く熟成させるともう飲めないようなものになってしまうのです。

ですからバローロの最低熟成期間がこのように一般的なワインよりも長く規定されていることによって、バローロと名乗るワインの品質の最低保証は一般的なワインよりも高くなっているのです。

まあそれもそうですが、バローロの王たる所以はその味わいにあると思います。最近人気のワイン、スーパートスカーナ(古い!)でもボルドーでもポムロールでもカリフォルニアでもオーストラリアでもそうですが、収穫量を低く抑え選別を厳しくして高糖度果実から高糖度果汁を得て、温度管理によって醗酵を抑え、さらにフランス産の小さい樽(しかも新品)に入れて甘みを引き出しています。

しかしバローロは違います。バローロは昔ながらの木樽醗酵で徹底的に糖分を消化することと、フランス産オーク材よりもドライなスロヴェニア産の3000リットルクラスの大樽(しかもほとんどが長年使用されているもの)によって、タンニン、つまり渋味成分の中に隠れている優しい甘みを感じさせてくれます。

この違いを喩えると、過熟させてフレンチバリックを使用したワインは親しみやすい笑顔やユーモアや恩情とかを振りまく民主主義の政治家のようですが、バローロは謹厳で冷徹な封建制度の君主のようです。

前者は表面上は人に好まれますが、実は内容は空っぽだから柔らかい物腰なのであって、さらに自分が愛されることばかり考えているので、結局国も本人も駄目になります。

後者は本当に内容が入っているので重々しく堅苦しくなり、同時に自分が愛されることよりも国家が末永く安泰で民が幸せになることを一番に考えているので非常に厳しくなるのです。

もちろん誰であれ人から愛され親しまれたいと思うことでしょう。ワインにしても同じことです。若々しいうちに華々しく世に出て持て囃されたいでしょう。しかし正統的なバローロはそういった安易な道をとらず、本当に素晴らしい貴重な甘みを感じさせてくれるのです。こういうワインはバローロにしかありません。これが私の思うところ、バローロの「王のワイン、ワインの王」たる所以なのです。

さて前置きが長くなりましたが、今回アルポルトカフェが自信をもってご紹介するのは、数あるバローロの中でも1世紀以上の歴史を持つ老舗ボロゴーニョ(Borgogno)です。

バローロには革新派と保守派というのがいますが、まあ中間くらいの正統的なワイナリーで、2010年現在1999年のものを出荷しており、自社セラーにて多くのオールドヴィンテージを貯蔵して少しずつ出荷しています。

蔵元が古酒を保存して出荷するこの蔵出しという方法は、熟成・保管状態の最大限確実なものを楽しめるので蔵元にとってもまた消費者にとっても大変よい方法だと思います。

またワインのコルクは平均で20年程度しか寿命がなく、その上ワインは年々目減りしていくわけですが、蔵元に貯蔵されているものはコルクが限界に近づいたら目減り分を補充し、極力空気に触れないよう特殊な器具を使用し、新しいコルクに打ちかえられてワインが損傷するのを防がれてありますし、出荷時にきれいなラベルを張られて出てくるので、とても安心です。

実際、樽に3年も入れたワインなどは、その後最低6年くらいは瓶熟成が必要ですから、樽熟3年が規定されているバローロは逆算すると9~10年前のヴィンテージを販売しているのが本来正しいというわけです。

しかし残念ながら、収穫から10年後にリリースということは、10年間投資した資金が回収できず、さらに毎年増え続ける膨大な在庫を管理しなければならないというわけで、本当に力のあるワイナリーにしかこのようなことはできません(ボルドーなどはその全く正反対で、樽に入っている状態で売りさばき、少しでも早く資金を回収しようとします)。

またこの蔵出しというシステムによってオールドヴィンテージのワインは、市場任せで値段がべら棒に上がってしまうこともなく、一般の方も比較的手の届きやすい価格で古酒を楽しむことができます。

通常、一つ一つのヴィンテージを売り切ってしまうワイナリーのワインは、品数があっという間に底をつく上に、あっちこっちで金利が発生して上乗せされるので1年ごとに10%~20%値上がりしてしまいますが、蔵出しのワインは蔵元が在庫を保存しているので、せいぜい5%程度しか値上がりしません。

現在ボロゴーニョがリリースしているバローロ・リゼルヴァは1999年ですから、収穫からゆうに10年以上経っておりますが、本当に普通のバローロの価格よりちょっと上かなという価格でリリースされています。

ほかにも蔵出しをしているワイナリーはいくつかありますが、本当に良心的な価格を保っているのは、このボロゴーニョとカンパーニャのマストロベラルディーノくらいでしょう。ヴェネト州のアマローネワイナリー、マージ(MASI)やベルターニ(BERTANI)は、見事に金利と保管料を上乗せしています。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノのビオンディ・サンティ(BIONDI-SANTI)に至っては、自社の評価と在庫数から、ほとんど市場と乖離した価格設定をしております。

大体、バローロは長熟と言われておりますが、飲み頃が非常に難しいです。作り手のスタイルによって、同じヴィンテージでもすぐに飲めるものや、当分飲めないようなものもあります。

一例を挙げますと、バローロの最高峰、ジャコモ・コンテルノのリゼルヴァ・モンフォルティーノなどは、樽で7年~10年も熟成させられているので、酸とタンニンが異常なまでにきつく、リリースから10年は飲めないような代物です。

またその弟アルド・コンテルノはいきなり飲み頃であったり、リゼルヴァ・グランブッシアはch.ムートン級の暗さでいつ飲めるのか見当もつきません。

そんなわけですので、バローロを楽しむにはすでに飲める状態になっているものをリリースする、このボロゴーニョを選ぶのが一番賢明であるということが言えます。

ついでに私見ではありますが、私が飲んだヴィンテージのバローロの印象を簡単に述べてみようと思います。

1967年・・・蔵出しリコルクものでない限り、すでに絶えている。

1970年・・・状態がよければ、まだ生きている。

1985年・・・圧倒的な大きさ。力が充溢し、未だ衰えを知らず。

1988年・・・骨格のはっきりとした、しかし未だ正体は不明。

1989年・・・前年に似た、しかし暗く、無表情な。

1991年・・・貧弱というよりは繊細と思いたい。そろそろ限界。

1993年・・・中庸の、やや乾燥した、粗雑な感さえ漂う、魅力のないヴィンテージ。ただし最上のものは、今もなお熟成を続けている。

1994年・・・水っぽく、さらにブドウの未熟が明らかに出ている。とっくに飲み頃を超えており、萎れたバラの臭いが鼻につく。

1995年・・・タンニンも豊富でなおかつ潤いのあるビンテージ。完璧なバランスと造形美。しかし表情に欠ける。

1996年・・・豊満で、重たい、しかもある種の暗さが漂う。いつ解消するのか? しまりがない。

1997年・・・ゴージャスな出来栄え。金閣寺や東照宮のような華美な趣。荘重さに欠けるきらいがある。

1998年・・・その荘厳さ、その奥深さ、その隙のない厳しさ。正面を見据え、静謐で、媚びるところのない、鉄塊のようなバローロ。

1999年・・・ブルゴーニュ風の優美さ。しかも清楚。若飲み。

2000年・・・非常にドライでパワフルな、しかしやや雑で空虚な感が否めない。ch.ランシュバージュ風の

2001年・・・1995年に似た、前評判通り豊麗な、しかし熟成は不明。

2002年・・・存在不明。

2003年・・・まだ飲めないでしょう。

といったわけで、現在入手できるヴィンテージでは、1998年と1999年が私のお勧めです。1998年は完全無欠のバローロで、偉大なる1985年に近いものがあります。1999年はそろそろピークでしょうが、非常に美しく、私個人としては好きです。

そんなわけですので、ぜひ飲みにいらしてください。
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2010年6月15日 (火)

赤い微発泡「ランブルスコ」


いつもアルポルトカフェ日本橋高島屋店をご愛顧下さいまして、まことにありがとうございます。

さて、本日ご紹介するワインは、食前酒~前菜から刺身、パスタ、肉料理、デザートまで、なんでも御座れというオールマイティプレーヤー「ランブルスコ」です。

ランブルスコはイタリア中部エミリアロマーニャ州でランブルスコ・サラミーノとかなんたらかんたらというブドウ品種で作られる微発泡ワインで、マストと呼ばれる無発酵果汁(要するにブドウジュース)の添加により、アルコール度数の低い、搾り立てのブドウのような甘さと新鮮さを感じるワインです。

実はこのランブルスコというワイン、最近大変人気です。それも同州パルマで活躍していたサッカー元日本代表中田英寿選手が紹介したことがあるからです。

そんなわけで、「ランブルスコ」で検索すると、ランブルスコ専門ショップというものさえ見つかるくらいです。

私の所見を述べれば、未醗酵果汁を加えるランブルスコなど、ブドウ品種の割合とか畑の環境とかさらにヴィンテージなどは大して影響がありませんで、飲み比べて違うのは、おそらく未醗酵果汁の割合であると思われます。

なぜならワインは醗酵という過程によって実に神秘的な変化、土壌や気候が与えた潜在的な力を12分に発揮するからであって、醗酵過程を経ていないマストなどは単にブドウの熟度くらいの差しかないからです。

ですから、テロワールやヴィンテージ差の激しいバルバレスコやバローロ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの専門店なら(これは完全にマニア向けでありますが)、意味があると思いますが、ほとんどがノンヴィンテージで出荷されるランブルスコではどうなのかと思います。

これを譬えれば、前者は靴専門店であり、後者ランブルスコは靴下専門店のようなものです。靴専門店なら納得がいきますが、靴下専門店では誰しも首をかしげてしまうでしょう。

それはまあいいとして、そのようなわけですので、ランブルスコというワインに関しては多分二つのこと、未醗酵果汁の添加割合と、ノンヴィンテージ発泡ワインであるということから、商品が新鮮であるかということが重要であります。

未醗酵果汁の添加割合というのはラベルやカタログに書いてあるわけではないのですが、要するに「Secco(辛口)」というものは少なく、「Dolce(甘口)」というものは多いというわけで、多い方はアルコール度数が低く、飲みやすいです。

賞味期限のないワインにおいて、商品が新鮮であるかどうかというのは、我々レストランに努める人間にとっては非常に重要な問題で、特にこの微発泡性ワインにおいては、古いものはガス圧が落ちており、使い物にならないというわけです。

シャンパンもそうですが、スパークリングワインは目に見えて減退していくガスというものを含んでいるにも関わらずノン・ヴィンテージのものが多く、在庫が回転していないワイナリーやインポーターの商品は、非常に怖いのです。

しかも発泡性ワインの場合、栓を抜く際にソムリエナイフとかコルクスクリューとかを使わないキノコ型の栓になっているので、商品が古くガス圧が死んでしまっている場合、顔を真っ赤にしながら素手で抜くことになります。

スパークリングワインは、留め金を外してコルクを回せば、ガス圧によってコルクは浮き上がってくるようになっており、コルクスクリューを使用することは前提にないからです。

そんなわけですので、未醗酵果汁を加えてあることも加え、ガス圧の弱い微発泡性ワイン「ランブルスコ」において、商品の鮮度というのは作り手とかなんとかよりも重要な問題となってくるわけです。

でもアルポルトカフェがご紹介するこの作り手「メディチ・エルメーテ」はランブルスコ最大の生産者であり、著名なワイン評論し「ガンベロ・ロッソ」のランブルスコ特集でも1,2位を独占するほどの作り手です。

ですので、安心してお召し上がりいただきたいと思います。

本当に、醤油のようにすべての料理の味を引き出し、コーラのように口中をリフレッシュさせます。

そんなランブルスコをただ今グラスでご提供中です。

グラス¥735 ボトル¥3150

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2010年6月13日 (日)

ワインの選び方 3

いつもアルポルトカフェ日本橋高島屋店をご愛顧下さいまして、まことにありがとうございます。

・・・続きです。

ところで、何が悲しくてワインの選び方を論じはじめたところでこんな小難しい話になってしまうのかといえば、人の服装が、人の顔立ちや体つきよりも、その人の性格を現しているのと同じように、ワインの外装は、ワインの香りや味よりもワインの性格を表しており、ワインの性格の現れたワインの外装によって、私たちはほとんど数限りなく存在するワインの中から好ましいものと好ましくないものとを分別することができるということがいいたかったからです。

実際、感覚で捉えられるワインの香りや味などというのは、人の顔立ちや体つき程度のものでしかありません。それらは誰の目にも明らかではありますが、ほとんど意志とは関係の無い自然の賜り物というべきであり、まったくその人の性格とか人格とか思想とかそういうものとは関係がありません。それに対して先にも述べましたが、人の服装やワインの外装は意志によって出来上がるので、必ずそこには性格や気分、思想が現れています。

では、実際にはどのように選んでいるのかといえば、私の場合、職業としてワインを扱っている者なので一般の方の参考になるかわかりませんが、まず第一に、(特にイタリアワインに多い)ふざけた絵や目立つようなデザインのラベルのワインはまず無視しています。

これらのワインは、味わいも単にインパクトがあり、カタログスペック的な成分量が豊富で、表面的な味わい、つまり甘いとか辛いとか渋いとか重いとかが過度に充実していて鼻や舌を驚かせたり楽しませるだけで、それ以上のものを感じることはできないものがほぼすべてといって間違いないと思っています。

それからニューワールドのワインや最近はイタリアワインにも多いのですが、ボトルが馬鹿でかいものであったり、肉厚があり、重いものもチャオ(イタリア語でサヨナラ)です。私は未だにこういったボトルに入っているワインで、本当に壮大で、深みや厚みがあり、厳粛であるものに出会ったことがありません。

ロマネ・コンティを除いて、ボルドーの一級シャトーをはじめ、ビオンディ・サンティのブルネロ・ディ・モンタルチーノ、ペルフォールズのグランジ、ヴェガシシリアのウニコなど、世界最高水準で超長熟タイプのワインでさえ、普通のボトルに入っているにも関わらず、そんなことをするのはよほどの身の程知らずの見栄っ張りと思われるからです。

このようなワインはまずお粗末なものだと思って間違いありません。なぜなら、ワインを造る人はもちろん、ワインを扱う人にとってさえ、もっとも必要なことは自然や時、伝統その他人間の力ではなし得ないことを成す偉大なものへの敬虔さだからです。

意志や思想は大切ですが、実はほとんど何の力も持っていません。何かを成しているのは自然の力=物事の摂理によるのであって、意志や思想は単に選択しているに過ぎません。

例えば科学の発明というものは、自然が隠していた原理や物質を応用したものに過ぎず、原理自体や物質自体は人間が創造することができないということがわかります。哲学であれ科学であれ、偉大な発明というものはすべて自然への最大級の注意と敬意に、つまり学び倣うということによって成し遂げられています。

特にワインは農作物である葡萄を原料としていますから、自然への注意と敬意がなければよいものができないことがわかります。そして自然への注意と敬意があれば、伝統や時などにも注意と敬意が生じてきます。

そしてそれは時や世評の試練に打ち勝ち、それらの力を自らのものにしたワインやワイナリーに対する敬意に至ります。ですから、内容量は同じなのにそれらのワイン以上に馬鹿でかく頑丈なボトルに入っているようなワインに素晴らしいものは望めないということになるのです。

人間というものは何事であれ自分と同格かそれ以下のものしか理解することができないというのが真実であれば、ただでさえ高額で入手困難な偉大なワインを飲むことができたとしても、誰もがそのワインを理解できるとは限りません。というよりもまあ無理でしょう。

なぜなら大体にして嗅覚や味覚なんぞに<偉大>などというものを感知できるとは到底思えませんし、偉大というものは既に自分以上の、計り知れないものであることが前提なのですから、理解できるものならば偉大ではないのです。

しかし理解できなくても敬意を払うことはできますし、理解できないということはまさに自分より格上であるということに他ならないのだから、敬意を払うべきであると言えるでしょう。

「ワインの魅力」で述べたように、偉大なワインというのは香りや味わいの云々ではなく、恐るべき力でもって長きに亘り世の人々を魅了し、多くの途方もないエピソードを生み出してきました。

ワインが好きでもなんでもない人でさえ名前を知っていたり、憧れていたりする、まさにそういうところにこそ偉大なワインの偉大さは現れているのです。

ですからつい何年か前にできたばかりで歴史も何もない新興産地の新興ワイナリーなのに、単に香りや味が充実しているとか華々しいとかそんなことで、偉大なワインを凌げるなどと考えているのは、ワインのことを何も知らない人だと言えると思います。

私はワインから多くのことを学び得て、それこそがまさにワインが音楽に次いで偉大といえるところだと考えているので、是非それを多くの人にも体験して頂きたいと思っています。そしてそのためにはやはり多くのものに対する注意と敬意が必要となってきます。

ですから、私は自然や伝統や法則といったものへの注意や敬意を軽んじているようなワインは飲んでいただきたくありません。これこそまさに、人をして良くないものにするワインであり、自然や伝統やその他のものに対する注意と敬意に溢れたものこそ、人を良いものにするワインだと思っています。

そういうわけですので、ワインを飲みたいと思ったときには迷わず、私のいるアルポルトカフェ日本橋高島屋店にお越しください。

長くなりましたが、このテーマはおしまいです。 

最後まで読んでくださいまして、まことにありがとうございます。

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2010年6月11日 (金)

ワインの選び方 2

2.

さて、ワインは飲食物ではありますが、別に人間の生存に関わる生理的必需品ではないということから嗜好品であるということが言えると思います。しかし単なる嗜好品ではないということは既に、「ワインの魅力」で述べたので繰り返すつもりはありませんが、私の考えでは、ワインは人をよくすることがあり、またその反対に人をよくないものにすることもあるということをこれから述べたいと思います。

例えば、食べ物には甘いとか辛いとか酸っぱいとか苦いとかで感覚を楽しませる香味という要素のほかに、栄養というものが含まれていて、それによって人の身体は保たれ、成長させられます。しかし中には毒を含んでいるものがあって、それによって身体は害され、衰退させられます。

しかしながら、この栄養や毒というのは必ずしも香味と結びついておらず、美味しいけれども栄養が乏しかったり、あるいは毒のあるものもあれば、不味いけれども毒はなく、寧ろ豊富な栄養を含んでいるものもあって、食べれば体にはよくないのに美味しいから好まれてしまったり、大変体には良いのに不味いために嫌われてしまっているものも多くあることは皆さんご存知の通りです。

では例を変えて精神の食物といわれる芸術はどうかというと、それは明るいとか暗いとか、或いは悲しみとか喜びとか、感性や感情を楽しませる要素のほかに、人格を養う教養というものや、その反対に毒する害悪というものが含まれていて、それによって人は立派なものなったり、堕落させられたりするようです。

しかも芸術の場合、その害が飲食の害とは違って目に見えにくいものであるということから、西洋でも東洋でも昔は音楽に厳しい法則を定めて、人の感情や欲望を開放させて堕落させたり秩序を乱したりするようなものは作りえないように厳しく制限されていましたし、音楽の原理を信奉して国家を律の原理で構築していた中国では、世俗の音楽を聴けば国民や国家の状態がわかるとまで考えられていました。

ロシア人の作曲家ストラヴィンスキーはそのバレエ「春の祭典」をパリで初演したときには、激しい拒否反応と幻惑させられた人々の対立で暴動が起こりかけたという有名なエピソードがあります。実際初演から100年が経ちますが、現代人の感覚でもこの音楽を聴けば、精神や肉体の奥に潜んでいる狂気的な、もしくは猟奇的な野生が勃然と目を覚まし、暴れまわるのを感じます。

またドイツ人の作曲家ワーグナーの、同時に歌劇の最高傑作と言われる「トリスタンとイゾルデ」は息が詰まるほどの超絶的な愛に誰しも心を奪われると作品となっていますが、恐るべき没理性のコスモポリタンが増殖するきっかけともなり得る作品だったと言えるでしょう。

さらに音楽史上最高傑作と呼ばれているベートーヴェンの交響曲第九番は、爆発的な感情の高揚と精神の飛翔をもたらし、生の喜びと人類愛の思想を植えつけて自由と平等を激しく求めるようになるものであってみれば、当時の封建社会秩序を叩き壊す一つの原動力であったと最近になって思うようになりました。

それに比べて、中国から伝来した日本の雅楽は恐ろしく単調で感情の入る余地がなく、退屈極まりないものに感じられがちですが、我慢してしばらく聴いていると、それらの音が心の中に降り積もってきて、にわかに精神に重みが感じられるようになり、思考や意志、また所作などにまで重みや厳粛さが現れてきます。

またイスラム教の礼拝の呼びかけである「アザーン」は当然アラビア語なので何を言っているのか私にはわかりませんでしたが、意志が高揚させられ自己が削り落とされ、固く鍛錬させられるような気がしました。

ではワインはどうかといえば、それは飲食物と芸術の中間にあるように思えます。つまりワインは食べ物ほど身体の役に立ったり害になることも、また同時に芸術ほど精神を養うわけでも害するわけでもないようですが、しかし確実に何らかの影響を齎していると思われます。

その位置づけは丁度友人のようなもので、家族ほど密接ではなく教師ほどの支配力は持たないけれども、時には途方も無く強い(家族や教師以上の)力で以て、人の趣味や習慣をはじめとして態度やはたまた人生の歩む道にまで影響を及ぼします。

もちろん友人から強い影響を受けるのは、概して人が自己を確立していない若年期に限られており、自己が確立された後はその自分をさらけ出したり映し出したりする鏡のような役割を果たしてくれるでしょう。

しかしながら法律上は20歳でもって人は成人したといわれていますが、実際には個人差があり、今の時代では30歳くらいにならないと多くの場合人として十分なものになれないし、一人ひとりの趣味や思想も確立されないと言われています。

私個人のことを振り返ってみれば、20歳のころなどほとんど自己が産声をあげたかあげないかで、25歳くらいでやっとこさ目が見えるようになって、30歳になってはじめて物を言うことができるようになったのはよいものの、未だに何を言っているのかわからんとあっちこっちから糾弾されているという始末です。

まあこれは極端に出来の悪い私の場合に過ぎないので、すべての人に当てはまるなどとは微塵も思っていないのですが、少なくとも20歳でお酒を飲めるようになったからといって、人は誰でも自分の気に入ったワインを好きなように飲むべきだなどということは決して言ってはならないということになるでしょう。

ところで、何が悲しくてワインの選び方を論じはじめたところでこんな小難しい話になってしまうのかといえば、人の服装が、人の顔立ちや体つきよりも、その人の性格を現しているのと同じように、ワインの外装は、ワインの香りや味よりもワインの性格を表しており、ワインの性格の現れたワインの外装によって、私たちはほとんど数限りなく存在するワインの中から好ましいものと好ましくないものとを分別することができるということがいいたかったからです。

次でおしまいです。

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2010年6月 9日 (水)

ワインの選び方 1

いつもアルポルトカフェ日本橋高島屋店をご愛顧下さいまして、まことにありがとうございます。

さて、今日はワインの選び方について、云々したいと思いますが、このことに関しては色々な人が色々な本を出しているので同じようなことは述べませんが、もしあまりワインに興味がない方が一時の楽しみを得たいというのであれば、難しく考えず、恋愛と同じように直感に頼ることをお薦めします。

もちろん財布に幾ら入っているのかということも忘れてはなりませんが、たとえばデパートのワイン売り場に行ったら、取りあえず軽く回ってラベルやボトルのデザイン、ワイン名を見、そこでピンと来たものを買うのがよろしいでしょう。

我々のように仕事でワインを扱っている者は、定期的に試飲会というものに招かれるのですが、そこでは多いときだと100種類を超えるワインが並んでいます。しかしながら、我々はランチとディナーの間の時間に抜け出してくるので、そんな数のワインを一々試飲などしていられるわけがありません。

ですから、試飲会やワインの実物や輸入業者のカタログなどを見て私がワインを選ぶときは、まず第一にそういったワインの外観をざっと見回します。そして、そのデザインが自分の趣味に合っているものだけを試飲したり、注文したりします。

並べて見ればわかりますがワインの外装(色とか粘性とかではなく、単純にボトルとかラベルのこと)は、驚くべき多様性があって、かなり高い確率でその内容であるワインの味わいを表現しています。

なぜなら、それらのものは完全に作り手の趣味や思想や、出来上がったワインの印象に従って作成されるので、同時にワインの味わいもある程度まで近いものとならざるを得ないというわけです。

それはちょうど人が身にまとう服装のようなもので、それは仕事上の都合とか気分によって選択されますが、いずれにしてもその人の性格或いは精神的なものが反映されているものだということができます。

ですから、ワインの外装の中にはスーツのような形式的なものもあれば、もっと畏まったタキシードのようなもの、ジーパン&Tシャツのようにラフなものや、さらには最近はバックインボックスといって、ボトルではなくポリ袋に入っている素っ裸のようなものもあります。

もちろん、スーツを着ていれば人は誰しも勤勉というわけでもないし、ジーパンとTシャツならばいい加減というわけでもなく、あくまで個人の趣味やTPOに即したものに過ぎないということもできるので、なんとなくワインを飲みたいと思ったのであれば、ワインの外装と自分の服装を見て(それらは同じように仕立てられているのだから)、一致するようなものを選べば、違和感や不快感を感じることは少なくなると思われます。

しかしながら、ワインの価値のすべてを趣味やTPOに帰してしまったのでは、別にワインなどというのは大したものではないように思われてしまい、私が大量に所有し、いまも増え続けている高級ワインの出番は無くなってしまいますので、次回ではもう一歩踏み込んだ考察をしたいと思います。

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